豊中市主催和菓子講習会

10月8日(水)、豊中市主催の和菓子講習会を当店工房にて開催いたしました。

実演の菓子は、こしあんに栗を散した上用まんじゅうです。

右は焼き印が入った一般的なデザイン、名は「中秋」。左は茶席用、名は「仲麿の月」。
さて、この違いって何だと思いますか?

実はここに和菓子の奥深さがあるのです。
それは一言で言うと、禅の境地!

奈良時代に「安倍仲麿」が詠んだ和歌、

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 
三笠の山に 出でし月かも

茶席菓子はこの和歌が主役となっております。

実演体験のあとは実食。
入り口ではありますが、禅の境地を体感していただきました。

奥左に立たれている方が、豊中市中央公民館副館長 前田真吾さんです。
そのほか職員さんお二人と会を盛り上げてくださいました。

ご参加くださりました市民の皆さまと共に感謝です。誠にありがとうございました。
また次回やりまっす(*^^*)

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